◎目次
○はじめに
はじめまして。そうでない方はお久しぶりです。
私はミユキカズヤという名で普段は細々とオタクをやらせてもらっております。
今回は、ポケモンスカーレット/バイオレットのダブルバトル公式大会『ブルーベリープロローグ』に参加したので、その記録としてこのような記事を書きました。
今作でダブルバトルに取り組んでいる皆さんの一助になれば幸いです。
○構築経緯
はじめに、今大会のルールはブルーベリー図鑑のポケモンのみ参加可能なダブルバトルでした。
中でも目玉はテラパゴス。いわゆる伝説のポケモンであり、専用技テラクラスターのダブルバトルにおけるぶっ壊れ具合は規格外ではないかと思います。
構築の流れとして、最初はジュカイン+アシレーヌの湿原誓いからHC弱点保険テラパゴス(味方殴り真空波で発動)で全てを薙ぎ払う、ことを目指していましたがそう簡単に決まるわけもなく。
路頭に迷いながら練習大会に参加する中で、エルフーン+ブリジュラスの並びをたくさん見かけていたので対策したいなーと考えます。
そこで、大会直前に嘘泣き+眼鏡テラパゴスの大地の力であれば、HDチョッキですら余裕のワンパンできることに気づき、時間も無かったのでそれを軸に組むことにしました。取り巻きも練習大会を通して使用感が良かったポケモンや、能力の高いポケモンを順当に採用し、今回の構築となりました。
○個体紹介
※以下常体
1.テラパゴス@こだわりメガネ
性格:おくびょう
わざ:テラクラスター/トライアタック/だいちのちから/パワージェム
調整:CSぶっぱ、余りB4
意図:ミラー意識で最速。コンセプト上メガネも必須。最強技テラクラスターと構築の流れで大地は確定。他はワイドガードや地面技との補完などを意識してトラアタとジェムを採用。
2.エルフーン@おんみつマント
性格:おくびょう
わざ:がむしゃら/おいかぜ/うそなき/ちょうはつ
調整:HSぶっぱ、余りB4
意図:ミラー意識で最速。一番面倒な猫騙しを無視したいので持ち物はマント。嘘泣きも含めて(?)比較的普通の技構成。Hぶっぱとがむしゃらの相性は諸説あるなと感じた。
3.アシレーヌ@たべのこし
性格:ずぶとい
調整:Hぶっぱ、B204振り(11n調整)、余りD52
意図:HB⇒A特化鉢巻グロスのヘビボン確定耐え。D方面が少しだけ不安があり、テラクラスターを良い感じで受けられるように持ち物は残飯。眼鏡テラパゴスで荒らした後、相手の残りを滅びで詰められたら良いなと思ってこの型になった。滅び→渦潮→守る→交換で一匹確実に仕留めるための技構成。刺さる場面も比較的あったが反省点の方が多い。
4.ガオガエン@バンジのみ
性格:しんちょう
調整:Hぶっぱ、D164振り、B60振り、S28振り、余りA4
意図:剣盾から引っ張ってきたので調整意図は不明。テラパゴスを考えるとD厚い方が安心感があるのでこの個体にした。技構成はテンプレ採用。持ち物は他にないので混乱実にしたが、余裕で発動しまくるしこれのおかげで勝った試合もいくつかあったので正解だったと思う。
5.カポエラー@オボンのみ
性格:しんちょう
調整:Hぶっぱ、D180振り、B68振り、余りAS4
意図:これもテラパゴス意識でD厚めにして他は適当。技構成はテンプレ採用。持ち物はいろいろ試したけど一番安定したのでオボン。味方殴り真空波を意識してC0個体を育成したが、おじゃんになった。
6.メタグロス@とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
わざ:ヘビーボンバー/バレットパンチ/サイコファング/じだんだ
調整:HAぶっぱ、余りD4
意図:普通のチョッキグロス。小さくなるに2倍でダメージが通るヘビボン、先制技バレパン、壁破壊のファング、猫受けたら2倍になる地団駄と、テラパゴスの陰に隠れてめっちゃ活躍していたと思う。チョッキを持っても眼鏡テラクラスターが乱2なのが悲観ポイント。
パーティ全体画像
今回、対戦の全試合でテラパゴスにテラスタルを切った、というか元よりそのつもりだったので他ポケモンはタイプ弄らなかった。
というか他のポケモンにテラスタル切る選択肢あるってまじ?というのが個人的な感想。見え方が狭いし考えが浅すぎたかもしれない。ちなみに全く後悔はしていない。
○構築大反省会
ここでは、今回の構築の反省点を羅列し戒めとして残したいと思う。
①嘘泣き眼鏡大地の罠
同速負け挑発がきついし、追い風バクアでデバフされるとその後が苦しいなど、今考えると穴だらけ。上手い人が相手の時、追い風ラスカでエルフ飛ばされ、ブリジュ倒したのに超不利展開になることもあった。BO1のこういう大会では初見殺しが強いというのは知っていて、実際刺さることも多かったがもう少し工夫してケアできていればもっと良かった。
②眼鏡テラパゴスと滅びアシレーヌの共存
エントリーの時に確かに不安はあったが、守るが構築に少ない中で滅び詰めはさすがにキツすぎた。とはいえ眼鏡守るの採用は怖すぎてできず…。アシレーヌは使うとしてもアタッカーが良かった。もしくは滅びをしっかり活かせるような並びにするなど。
③エルフーンの型
個体紹介でも少し触れたがHぶっぱでのがむしゃらが微妙だった気がする。また、①とも少し被るが嘘泣きだけ打って退場すると後々の展開が苦しいため、ちょっと噛み合いが良くなかった。悪戯心嘘泣きが通らない相手もいたりするのでエルフは手助けを採用したり、アシレ枠の代わりにメンハ嘘泣きニャオニクスを採用したりするのも面白かったかも。まあ嘘泣き枠も候補を考えたうえで今回の構築にしたので今更ではあるが。
・・・という感じ。
エルフはアンコールも撃ちたい場面があったり、ほんとに色々できて強いのでついつい後から考えてしまう。環境に合わせて、構築にガッチリはまるような型を考察して使えるようになりたい。
○選出・対戦の備忘録
今回のコンセプト上、相手にエルフーン+ブリジュラスの並びが見えたら確定でエルフーン+テラパゴスを投げた。
ワイドガード持ちがいるようなら眼鏡テラクラスターのためにカポが必要だし、ニャオニクスなど壁貼りがいる場合はグロスが必要。滅びアシレはキュワワー入りなどによく投げた。
その他はだいたい雰囲気でやっていたが、アロー相手にエルフを投げると不利対面すぎるのでそこだけ注意。あとリキキリンも。
対戦全体を振り返ると、金曜夜にようやくパーティ完成してエントリーしたので対戦無し。
土曜夜は10勝2敗の1615まで来て寝て、日曜夜は17勝10敗で最高レートが1728くらい?で、結果的に1702フィニッシュ。
途中から前回のキタカミプロローグを越えたいと意識したものの、結果は全く同じ27勝12敗。ちょっと悔しい。
安定してレートを上げられるようになってきたのは成果だと思うので、ここから一歩、二歩先に進めるようにもっとがんばりたい。
○おわりに
※以下敬体
今回は、ブルーベリープロローグの振り返りとして記事を書いてきました。
個人的に、前回よりは気持ちに余裕があったのですが、レートが高い人と当たるたびに自分のパーティの欠点を叩きつけられるような感覚にもなって、まだまだ完成度が低かったので妥当な結果だったと思います。
また、1700行くまでは元気だったんですが、そこで上げて満足して1回集中切れたような気もしているので、次、というか今後はもっと上に行くぞ!みたいな強い意思を持って戦いたいです。
あと、これは完全に余談ですがテラパゴスの個体紹介する場合、実数値はどれを書けばいいんですかね?
ちょっと今回分からなかったので敬遠することにし、そのせいで他のポケモンの数値も省略するというやや見にくい記事になってしまったなと感じています。もしも実値書け!と強く言われることがありましたら訂正・追記しておこうと思います。
と、いうことで、今回の構築記事はこのあたりで。
1/19~22の竜王戦も取り組む予定なので、シングルはクソ雑魚ですが頑張ってみたいと思います。
それではまた。
ここまで読んでいただいた皆さん、誠にありがとうございました!
何かありましたらお気軽にお声がけください!⇒https://twitter.com/417miyuki18