にわかオタク日記

好きなゲームやアニメなどの話をします

【SVダブル】大会爆散しくじり構築【レギュレーションF】

☆目次

【はじめに】

 はじめまして。そうでない方はいつもありがとうございます。

 私はミユキカズヤという名で普段は細々とオタクをやらせてもらっております。

 今回は、ポケモンスカーレット/バイオレットのダブルバトル公式大会やオフ大会に参加しましたので、その記録としてこのような記事を書くことにしました。

 今作でダブルバトルに取り組んでいる皆さんの一助になれば幸いです。

 

【実績】

PJCS予選第1回 25勝20敗 3184位

がにゅーオフ予選 1勝7敗

 

結果構築爆散

 

【構築経緯】

※以下常体

 レギュF及びPJCSにあたり使う構築を考えていたら、Xにて鉢巻グロス+ブエナカミ+一撃ウーラのレンタルを見かけ、ちょうど爆発グロスに興味もあったため触ったところハマってしまったので考察することに。

 レンタルではカミだと守る択が厄介でウーラ投げるとS操作ができなくてうなっていたところ、たまたま一、二週間前に別の構築用に育成したヒスイゾロアークが目にとまった。奇跡の噛み合いで迷わず採用。

 ゾログロスウーラ@1枠を少し考えたが、攻めもサポートもこなせる水オーガポンを無難に採用。一撃が連撃に対して渋いので貯水が偉いなと思ったのも理由の一つだったと思う。

 基本選出では追い風展開されると苦しいためそこを抑制できる補完が欲しかったのだが、ちょうど巷でガチキリンが流行っておりそれで良くね?となって採用。6体が決定した。

 ちなみにグロス以外場に出てバレない特性なのでイリュージョンとのシナジーはかなり高め。あんま意味ないのもあるけど。

 

【個体紹介】

1.赫月ガチグマ@シルクのスカーフ(ノーマルテラス)

性 格:れいせい

技構成:ブラッドムーン/ハイパーボイス/だいちのちから/まもる

実数値:219(244) -×-140-205(+252)-87(12)-51(最遅)

調整等:Cぶっぱ、HP10n-1調整、余りD振り。最初は珠を持って真空波を入れていたがなんか違うなと思ったのでシルクハイボに変更した。調整はその時のまま。シンプルなノマテラ赫月ガチグマ。

 

2.リキキリン@ゴツゴツメット(フェアリーテラス)

性 格:ずぶとい

技構成:サイコノイズ/トリックルーム/てだすけ/まもる

実数値:227(252)-×-132(+236)-130-93(20)-72(個体値14か15)

調整等:HPぶっぱ、B11n調整、余りD振り。Sは4振りアカツキガチグマ-1。一撃ウーラを重めに見てB振りゴツメ。弱点を半減できるフェアリーテラス。補助技としてトリルと手助け、最低限殴れるサイコノイズ、PJCSの時はハイボ採用だったがオフ対戦の時になんとなく守るに変更した。特に大きな理由はない。

 

3.メタグロス@こだわりハチマキ(ノーマルテラス)

性 格:いじっぱり

技構成:ヘビーボンバー/バレットパンチ/じだんだ/だいばくはつ

実数値:159(28)-205(+252)-150-×-110-119(228)

調整等:Aぶっぱ、Sは-1状態の最速110族抜きまでにして余りHP振り。パオやツキが怖い時や、対面が硬めでぶっ飛ばしたいときにテラスを使う。HB以外のカミは鉢巻バレパンで倒せる。他は火力の出るヘビボンと鋼に通る地団駄を採用。どうせ爆発するのでなんでもいいと思う。

 

4.水オーガポン@いどのめん(みずテラス)

性 格:いじっぱり

技構成:ツタこんぼう/ウッドホーン/ニードルガード/このゆびとまれ

実数値:187(252)-167(+92)-105(4)-×-117(4)-150(156)

調整等:HPぶっぱ、S準速97族抜き、余りほぼAに回して5点振り。オーソドックスな水オーガポン。

 

5.一撃ウーラオス@きあいのタスキ(あくテラス)

性 格:いじっぱり

技構成:あんこくきょうだ/ふいうち/インファイト/みきり

実数値:175-200(+252)-121(4)-×-80-149(252)

調整等:ASぶっぱ、余りB4振り。こちらもオーソドックスな一撃ウーラオス

 

6.ヒスイゾロアーク@こだわりスカーフ(ノーマルテラス)

性 格:おくびょう

技構成:うらみつらみ/ハイパーボイス/こごえるかぜ/トリック

実数値:143(100)-×-80-165(156)-80-178(+252)

調整等:Sぶっぱ、HP少し振って余りCに回した。耐久目安は臆病カミの眼鏡マジシャ耐えるくらい。ごくたまに輝石持ちにトリックを打って横で爆発する。

 

【選出・備忘録】

◯基本選出1→ゾログロス+水ポンウーラ

 ほぼこれで出してこご風爆発をする。ウーラオスに化けたいのでしっかり4番目に選ぶこと。(選出75%)

◯基本選出2→ゾログロス+キリン、水ポンorウーラ

 先制技持ちが3,4匹並んでいて追い風も見えるようなときはこの選出を検討する。でも動きは基本こご風爆発。@1はウーラを出すことが多かった。(15%)

◯トリル選出→水ポンキリン+ガチグマウーラ

 この指トリルができる。爆発があまりに刺さってないときやトリルがあまりに刺さっていそうなときに出す。(5%)

この他、たまに気分で例外選出も。(5%)

 

 感想として、まずもって爆発で初手2体倒して優位をとっても裏の詰めが下手すぎて何戦も負けて悲しくなった。

 悩むのは対ガオガエンで、ノマテラ爆発でHB特化でも確1になるのだがさすがにもったいない。猫だましも考えると尚更。とはいえ交換から裏に威嚇入れられても気まずいので…。

 あと、こご風でこだわった後に一撃ウーラオスが来て気まずくなることもあった。今さらだがゾロアークにテラス使って不意耐えて切り返すのはアリだったかもなと思う。試してないので分からないが。

 ゾロアークがしょせんビックリポケモンなので単体性能が劣ることが一番気になる。原案元のブエナカミは初手でもスイーパーでも活躍できるのが強すぎる。俺にも使わせてくれ。

 

【おわりに】

※以下敬体

 今回は、大会で派手に爆散し解散を固く決意した構築の供養になればと思い、記事を書いてきました。

 この構築を考えたときは基本の動きがシンプルかつゾロアークの偽装も込みで、クローズシートBO1向きなんじゃないかと思っていました。

 ただ結果がゴミすぎるので構築も使い手も弱かったんだと思っています。

 かなり相手との噛み合いに祈る構築なので全くおすすめはできないんですが、爆発の爽快感はすごいので、まだ触ったことない人はぜひ使ってみてほしいなと思います。レンタルを載せておきます。

 また少し触れていましたが、先日(2/10)第47回がにゅーオフにお邪魔させていただきました。

 私自身対戦オフは初めてで緊張しましたが、名のある方と会ったり話をしたり対戦をしたりするのが新鮮で、すごく良い機会だったなと思いました。

 この場を借りて、ありがとうございましたと言わせてください。

 負けまくってしまい悔しかったので、次またタイミングが合えばリベンジ参加したいです!

 

 と、いうような感じで、今回の雑記事はこのあたりで終わりたいと思います。

 PJCSはあと2回残されているのでモチベを保ちつつ、また記事にする機会があれば書くことになると思います。

 それではまた。

 ここまで読んでいただいた皆さん、誠にありがとうございました!

 

 

 

 

 

【おまけ】

【ポケモンSV】イリュージョンで相手を翻弄して勝つダブルバトル【ずんだもん実況】 - YouTube

 今回の構築を使ってYouTubeに動画投稿してみました。

 ガチ初めての動画作成なのでしょうもない出来ばえだと思いますが、試合も何戦か載せているので興味のある方は見ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!

 

 何かありましたらお気軽にお声掛けください!

(X)⇒ https://twitter.com/417miyuki18

【SVダブル】嘘泣きメガネ亀【ブルーベリープロローグ/最終284位】

◎目次

○はじめに

 はじめまして。そうでない方はお久しぶりです。

 私はミユキカズヤという名で普段は細々とオタクをやらせてもらっております。

 今回は、ポケモンスカーレット/バイオレットのダブルバトル公式大会『ブルーベリープロローグ』に参加したので、その記録としてこのような記事を書きました。

 今作でダブルバトルに取り組んでいる皆さんの一助になれば幸いです。

 

○構築経緯

 はじめに、今大会のルールはブルーベリー図鑑のポケモンのみ参加可能なダブルバトルでした。

 中でも目玉はテラパゴス。いわゆる伝説のポケモンであり、専用技テラクラスターのダブルバトルにおけるぶっ壊れ具合は規格外ではないかと思います。

 構築の流れとして、最初はジュカインアシレーヌの湿原誓いからHC弱点保険テラパゴス(味方殴り真空波で発動)で全てを薙ぎ払う、ことを目指していましたがそう簡単に決まるわけもなく。

 路頭に迷いながら練習大会に参加する中で、エルフーン+ブリジュラスの並びをたくさん見かけていたので対策したいなーと考えます。

 そこで、大会直前に嘘泣き+眼鏡テラパゴスの大地の力であれば、HDチョッキですら余裕のワンパンできることに気づき、時間も無かったのでそれを軸に組むことにしました。取り巻きも練習大会を通して使用感が良かったポケモンや、能力の高いポケモンを順当に採用し、今回の構築となりました。

 

○個体紹介

※以下常体

1.テラパゴス@こだわりメガネ

性格:おくびょう

わざ:テラクラスター/トライアタック/だいちのちから/パワージェム

調整:CSぶっぱ、余りB4

意図:ミラー意識で最速。コンセプト上メガネも必須。最強技テラクラスターと構築の流れで大地は確定。他はワイドガードや地面技との補完などを意識してトラアタとジェムを採用。

 

2.エルフーン@おんみつマント

性格:おくびょう

わざ:がむしゃら/おいかぜ/うそなき/ちょうはつ

調整:HSぶっぱ、余りB4

意図:ミラー意識で最速。一番面倒な猫騙しを無視したいので持ち物はマント。嘘泣きも含めて(?)比較的普通の技構成。Hぶっぱとがむしゃらの相性は諸説あるなと感じた。

 

3.アシレーヌ@たべのこし

性格:ずぶとい

わざ:ムーンフォース/うずしお/ほろびのうた/まもる

調整:Hぶっぱ、B204振り(11n調整)、余りD52

意図:HB⇒A特化鉢巻グロスのヘビボン確定耐え。D方面が少しだけ不安があり、テラクラスターを良い感じで受けられるように持ち物は残飯。眼鏡テラパゴスで荒らした後、相手の残りを滅びで詰められたら良いなと思ってこの型になった。滅び→渦潮→守る→交換で一匹確実に仕留めるための技構成。刺さる場面も比較的あったが反省点の方が多い。

 

4.ガオガエン@バンジのみ

性格:しんちょう

わざ:フレアドライブ/はたきおとす/すてゼリフ/ねこだまし

調整:Hぶっぱ、D164振り、B60振り、S28振り、余りA4

意図:剣盾から引っ張ってきたので調整意図は不明。テラパゴスを考えるとD厚い方が安心感があるのでこの個体にした。技構成はテンプレ採用。持ち物は他にないので混乱実にしたが、余裕で発動しまくるしこれのおかげで勝った試合もいくつかあったので正解だったと思う。

 

5.カポエラー@オボンのみ

性格:しんちょう

わざ:ワイドガード/インファイト/フェイント/ねこだまし

調整:Hぶっぱ、D180振り、B68振り、余りAS4

意図:これもテラパゴス意識でD厚めにして他は適当。技構成はテンプレ採用。持ち物はいろいろ試したけど一番安定したのでオボン。味方殴り真空波を意識してC0個体を育成したが、おじゃんになった。

 

6.メタグロスとつげきチョッキ

性格:いじっぱり

わざ:ヘビーボンバー/バレットパンチ/サイコファング/じだんだ

調整:HAぶっぱ、余りD4

意図:普通のチョッキグロス。小さくなるに2倍でダメージが通るヘビボン、先制技バレパン、壁破壊のファング、猫受けたら2倍になる地団駄と、テラパゴスの陰に隠れてめっちゃ活躍していたと思う。チョッキを持っても眼鏡テラクラスターが乱2なのが悲観ポイント。

 

パーティ全体画像

 今回、対戦の全試合でテラパゴスにテラスタルを切った、というか元よりそのつもりだったので他ポケモンはタイプ弄らなかった。

 というか他のポケモンにテラスタル切る選択肢あるってまじ?というのが個人的な感想。見え方が狭いし考えが浅すぎたかもしれない。ちなみに全く後悔はしていない。

 

○構築大反省会

 ここでは、今回の構築の反省点を羅列し戒めとして残したいと思う。

 ①嘘泣き眼鏡大地の罠

 同速負け挑発がきついし、追い風バクアでデバフされるとその後が苦しいなど、今考えると穴だらけ。上手い人が相手の時、追い風ラスカでエルフ飛ばされ、ブリジュ倒したのに超不利展開になることもあった。BO1のこういう大会では初見殺しが強いというのは知っていて、実際刺さることも多かったがもう少し工夫してケアできていればもっと良かった。

 ②眼鏡テラパゴスと滅びアシレーヌの共存

 エントリーの時に確かに不安はあったが、守るが構築に少ない中で滅び詰めはさすがにキツすぎた。とはいえ眼鏡守るの採用は怖すぎてできず…。アシレーヌは使うとしてもアタッカーが良かった。もしくは滅びをしっかり活かせるような並びにするなど。

 エルフーンの型

 個体紹介でも少し触れたがHぶっぱでのがむしゃらが微妙だった気がする。また、①とも少し被るが嘘泣きだけ打って退場すると後々の展開が苦しいため、ちょっと噛み合いが良くなかった。悪戯心嘘泣きが通らない相手もいたりするのでエルフは手助けを採用したり、アシレ枠の代わりにメンハ嘘泣きニャオニクスを採用したりするのも面白かったかも。まあ嘘泣き枠も候補を考えたうえで今回の構築にしたので今更ではあるが。

 ・・・という感じ。

 エルフはアンコールも撃ちたい場面があったり、ほんとに色々できて強いのでついつい後から考えてしまう。環境に合わせて、構築にガッチリはまるような型を考察して使えるようになりたい。

 

○選出・対戦の備忘録

 今回のコンセプト上、相手にエルフーン+ブリジュラスの並びが見えたら確定でエルフーン+テラパゴスを投げた。

 ワイドガード持ちがいるようなら眼鏡テラクラスターのためにカポが必要だし、ニャオニクスなど壁貼りがいる場合はグロスが必要。滅びアシレはキュワワー入りなどによく投げた。

 その他はだいたい雰囲気でやっていたが、アロー相手にエルフを投げると不利対面すぎるのでそこだけ注意。あとリキキリンも。

 対戦全体を振り返ると、金曜夜にようやくパーティ完成してエントリーしたので対戦無し。

 土曜夜は10勝2敗の1615まで来て寝て、日曜夜は17勝10敗で最高レートが1728くらい?で、結果的に1702フィニッシュ。

 途中から前回のキタカミプロローグを越えたいと意識したものの、結果は全く同じ27勝12敗。ちょっと悔しい。

 安定してレートを上げられるようになってきたのは成果だと思うので、ここから一歩、二歩先に進めるようにもっとがんばりたい。

 

○おわりに

※以下敬体

 今回は、ブルーベリープロローグの振り返りとして記事を書いてきました。

 個人的に、前回よりは気持ちに余裕があったのですが、レートが高い人と当たるたびに自分のパーティの欠点を叩きつけられるような感覚にもなって、まだまだ完成度が低かったので妥当な結果だったと思います。

 また、1700行くまでは元気だったんですが、そこで上げて満足して1回集中切れたような気もしているので、次、というか今後はもっと上に行くぞ!みたいな強い意思を持って戦いたいです。

 あと、これは完全に余談ですがテラパゴスの個体紹介する場合、実数値はどれを書けばいいんですかね?

 ちょっと今回分からなかったので敬遠することにし、そのせいで他のポケモンの数値も省略するというやや見にくい記事になってしまったなと感じています。もしも実値書け!と強く言われることがありましたら訂正・追記しておこうと思います。

 

 と、いうことで、今回の構築記事はこのあたりで。

 1/19~22の竜王戦も取り組む予定なので、シングルはクソ雑魚ですが頑張ってみたいと思います。

 それではまた。

 ここまで読んでいただいた皆さん、誠にありがとうございました!

 

 何かありましたらお気軽にお声がけください!⇒https://twitter.com/417miyuki18

 

【SVダブル】真っ向勝負サナガブスタン【キタカミプロローグ/最終204位】

◎目次

○はじめに

 はじめまして。そうでない方はお久しぶりです。

 私はミユキカズヤという名で、普段は細々とオタクをやらせてもらっております。

 今回は、ポケモン スカーレット/バイオレットのダブルバトル公式大会『キタカミプロローグ』にて、最終204位を取ることができたので、その記録としてこのような記事を書くことにいたしました。

 今作でダブルバトルに取り組んでいる皆さんの一助になれば幸いです。

 

○構築経緯

 それでは、今回使った構築の話…の前に、この大会のルール確認から。

 使用可能ポケモンがキタカミ図鑑No.1~200(リージョンフォーム禁止)となっており、そこで初めに使いたいと思ったのが追い風+風乗りダーテングでした。

 雨パで一番使われると思ったイダイトウより素早さ種族値が2高いため、最速であれば上から倒すことができます。(草技と悪技のテラスじゃんけんになるけど)

 また攻撃1段階上昇の命の珠大爆発は、無振りガブリアスに対して93.7%の乱数1発とあまりにも魅力的でした。

 追い風要員にイルミーゼ、日本晴れ+炎オーガポンも強そうなので採用し、他の枠を考えました。

 この環境だとイッカコノヨが使えますが、以前自分で使っていたときの経験からガブリアス+テレパシースカーフサーナイトの並びで対応できるかなと思ったので2体採用し、ラストは地面無効もあり色々できそうなギャラドスを入れて、練習大会に挑みました。

 そこで問題が発生します。

 イルミーゼに特性パッチ使い忘れて鈍感のまま

 おかげで一番やりたかった追い風天狗ができなくて残念でしたが、サナガブギャラポンの4体がふつーに強い。これでいいや、と思ったので本大会に向けて軸を代えて残り2枠を探します。

 結果として、壁対策が欲しかったので瓦割りを打てて汎用性のあるチョッキドドゲザン、物理偏重&全体的にやや素早さも高めな構築だったので、これまた汎用性の高そうな赫月ガチグマが入りました。

 気づけばS操作もほぼなく、スタンダードな並びで種族値を活かして殴り合うような構築になりました。

 

○個体紹介

※以下常体

1.オーガポン(かまど)@かまどのめん(炎テラスタル

性格:ようき

実値:155-172(252)-104-×-117(4)-178(+252)

調整:ASぶっぱ、余りD4振り

わざ:ツタこんぼう/ウッドホーン/ニードルガード/アンコール

一言:ほぼテンプレのASに最強の技”アンコール”をひとつまみ。鬼に金棒。

 

2.ギャラドス@オボンのみ(飛行テラスタル

性格:いじっぱり

実値:191(164)-183(+172)-102(20)-×-121(4)-120(148)

調整:HP16n-1かつ6n-1、S+1で最速111族まで抜き、余りでAなるべく高く、Bネズミざんの乱数意識、D4振り

わざ:たきのぼり/テラバースト/りゅうのまい/ちょうはつ

一言:割と自慢の良調整。たまにラムのみを欲する。

 

3.ガブリアス@クリアチャーム(地面テラスタル

性格:ようき

実値:183-182(252)-116(4)-×-105-169(+252)

調整:ASぶっぱ、余りB4振り

わざ:じしん/じだんだ/いわなだれ/まもる

一言:威嚇だけじゃなく素早さ操作等も無視できるクリアチャームが偉かった。

 

4.ガチグマ(赫月)@シルクのスカーフ(ノーマルテラスタル

性格:ひかえめ

実値:219(244)-×-141(4)-205(+252)-86(4)-73(4)

調整:ほぼHCぶっぱ、HP奇数教のため5点振り

わざ:ブラッドムーン/ハイパーボイス/だいちのちから/まもる

一言:一番使ってない。思ったより耐久がない。持ち物は喉スプレーで良かった感。

 

5.サーナイトこだわりスカーフ(フェアリーテラスタル

性格:ひかえめ

実値:143-×-85-194(+252)-136(4)-132(252)

調整:CSぶっぱ、余りD4振り

わざ:マジカルシャイン/ムーンフォース/こごえるかぜ/トリック

一言:トリルにトリック合わせて次ターンの行動縛る動きが好き。

 

6.ドドゲザン@とつげきチョッキ(悪テラスタル

性格:いじっぱり

実値:205(236)-205(+252)-141(4)-×-106(4)-72(12)

調整:ほぼHAぶっぱ、HP奇数教のため少しキモい5点振り

わざ:ドゲザン/ふいうち/アイアンヘッド/かわらわり

一言:耐性、種族値、特性等どれをとっても安心感があって好き。

 

☆一覧

 パーティ作ってる途中で一致テラスタルばかりだなと思ったのでノリで全ポケ一致に。一応、タイトルの真っ向勝負という部分はそこからの連想。

 その弊害とかは別になかったし後悔もしてないけど、ピースケチってるみたいに見えてなんかちょっとヤだな(飛行・地面・フェアリーは-50の事実。宝食堂潰れろ)

 

○選出について

 この構築は決まった出し方が特になく、完全にフィーリングで選出していた。

 ただ一応、イッカコノヨ相手の時のみ初手サナガブは固定。ムンフォ地震を打ち、フェアリーかつ地面半減がないことを活かしてゴリ押す。

 偽装だった場合は、命懸けでガブ処理→スカーフムンフォでイッカ削る→ネズミざんで落ちて2対3盤面となり、ちょっときつそう。当たってないから微妙なところだけど。

 それ以外の相手はガチアドリブ。

 こんな感じだったのに結構勝てたのは、実際の選出やプレイングが上手くできていたのかな?と少し自信。逆に言うと再現性がなさそうなので本大会で調子よく勝てて本当に良かった。もはや奇跡。

 

○対戦の備忘録

 ここからは対戦の振り返り。

 土曜日は、勝ったり負けたりを繰り返して15-8で1600乗ったところで終了。この時はいつもと同じくらいの成績になりそうだなーと思ってた。

 日曜日、初手2連敗をかまして萎えるが2連勝で返す。次戦、とぐろミロカロスをアンコで嵌めるものの、威嚇くるくるされて対応しきれずに手痛い敗戦。やはり無理かと思われた状況でここから唐突な10連勝。瞬間最高レート1738で112位になり、2桁踏みたくて欲をかいたら負けて終戦

 それでも、10連勝なんて勿論したことないから嬉しかったし、しっかり勝てる構築を組めていたことが誇り。

 色んなパーティ、ポケモンと当たったけど今回一番しんどかったのはミロカロス。オーガポンしか弱点つけないし、他が軒並み不利寄りだった。てか熱湯がきつい。

 それに関連して一番ヘイトだったのはヤバソチャ。シャカシャカほうの追加効果バグり散らかしてるだろ。物理勢全員2回以上は焼かれた。炎オーガポンは正義の味方。

 

○おわりに

※以下敬体

 今回は、キタカミプロローグの振り返りとして記事を書いてきました。強者にとってはしょうもない順位かもしれないけど、一般人の自分にとっては諸手を挙げて喜べる結果です。

 一応ふれておくと、総合戦績は27勝12敗でした。

 まあ、後悔がゼロと言えば嘘になるし、最終戦も1個判断が違えば勝てたかもと思うところもありますが、それでもベストを出し尽くした感があって、そういう意味でも満足しています。

 これは個人的な話ですが、以前までギミック人間だった自分(S1の火の海寿司とか顕著)が、今回スタンパで勝てたのも嬉しいです。てか最近はランクバトルでもギミックよりスタンの方が動かしやすいんだよな。心境の変化?

 ここまで書いて思いましたが、イルミテングを使いたかったあの時の私はどこに行ったのでしょうか?でも使ってたらこんな結果出てないと思うので、血迷わなくて良かったです。

 果たして成長してるのかしてないのか、まったく分かりませんが、勝てるようになることはゲームを楽しむために必要なスキルだと思ってるので、今後もがんばっていきたいです。

 そんな感じで、長くなってきたので今回の構築記事はここで終わりとします。

 次がいつになるか分かりませんが、定期的に更新できるようにもっと好成績を残せるようになりたいですね。

 それでは。

 ここまで読んでいただいた皆さん、誠にありがとうございました!

 

 何かありましたらお気軽にXへどうぞ⇒ ミユキカズヤ (@417miyuki18) / X

 

【ポケモンユナイト】WCS2023の記録

◎目次

 

○はじめに

 はじめまして。

 私はミユキカズヤという名で、普段は細々とオタクをやらせてもらっております。

 今回は、先日行われたポケモンWCS2023のユナイト部門にてBan/Pickされたポケモン等のデータを集計してみました。

 完全に暇人の暇潰しであり、配信で確認できた試合のみのため大会の全てでもないですが、私と同じような物好きには刺さると思い、投稿させていただくことにしました。

 なお本人のユナイトの実力はお察しレベルのため、考察などを途中では挟んでおりません。淡白にはなりますがご容赦ください。一応、全部終わった後に個人的な感想は書く予定。

 前置きはこのくらいにして、それでは早速どうぞ。

 

○先攻・後攻の勝率

 上記画像はドラフトの先攻・後攻の勝率の比重を表すグラフです。

 このとおり、ドラフトルールでは先攻すなわち1匹目のPickを行うチームの方がやや有利な確率が出ています。

 なお、集計対象は予選リーグと決勝トーナメントの計88マッチとなっています。

 

○Ban回数ランキング

 上記画像はドラフトでBanされた回数を表すランキングです。

 このとおり、wcsルールにおいてはラプラスが39回で1位となりました。

 なお、リーフィアとインテレオンについてはそれぞれ1試合ずつ両チームBanということがありましたので、正しくは-1したほうがいいかもしれません。

 なんとなく気分で被り有りとして集計しています。

 こちらも集計対象は88マッチ(Banは計176回)となります。

 

○Pick回数ランキングと勝率(ロール別)

 下記の画像はドラフトでPickされた回数を表すランキング、およびその勝敗内訳です。(※都合によりロール別でグラフを作成しています。見にくくて申し訳ない)

 アタッカーではPick1位のインテレオンが勝率56.9%とかなり好成績の印象を受けます。一方、アローラキュウコンの勝率40%、エーフィの勝率15.4%などは伸び悩む結果でした。

 ファイターではPick上位のザシアン、ウーラオスが揃って勝率50%を上回っています。次点のマッシブーンは勝率16.7%と振るいませんでした。

 アサシンはPick1位のリーフィアが勝率40%に留まりました。一応触れておくと、ストライクはMJKのルカポー選手のみが全てハッサムに進化させずに使っていたので、アイコンはハッサムですがストライクとして表記し、アサシンで集計しています。

 タンクはPick1位のブラッキーが勝率63.6%で、一際目立った印象を受けます。全体Pickも1位でこの結果は、まさに強さの証明だと思います。その他タンクは負け越したキャラが並ぶ中、オーロットが勝率60%と好成績でした。

 最後にサポートは、Pick上位のフーパハピナスが勝率50%以上でまずまずの結果。気になるところはワタシラガの勝率33.3%と、母数が少ないながら驚異的な結果を残したキュワワ―の勝率90.9%あたりかなと思います。

 なお、こちらも集計対象は88マッチ(Pickは全部で880回)です。

 一応最後にPick数Top10をまとめた画像も載せておきます。

 

ポケモン使用率ランキング

 上記画像は大会での使用率を表すランキングです。

 計算方法としては、対象88マッチのうちBan/Pickの合計回数がどの程度の割合だったかを%で表しています。使用率50%以上のポケモンをグラフにまとめました。

 特筆すべきはラプラスの使用率100%で、大会を通してトップメタだったことが窺えます。次点のインテレオンやブラッキーも9割近い使用率となっており、前述したように勝率も高かったことから、ここがいわゆる「勝ち馬」だったのではないかと思います。

 

○おわりに

 ここまで目を通していただき、誠にありがとうございました。

 最後に後語りを少々させていただきますが、今年のWCSユナイト部門、皆さまはいかがだったでしょうか。私は仕事の都合により最後のGFのみリアルタイムで見ることとなり、それ以外は後日ちまちま見ていたのですが、本当に面白い試合ばかりで最高でした。

 特に私は去年のブラックハンド時代からOverlord選手に魅了され、今年もひっそり応援していました。最終戦、残り10秒で連覇を確信したときに顔を覆い、歓喜に包まれた瞬間を見た時は思わず泣きそうになりました。

 また、今年は日本チームが3、4位に入ったことも嬉しかったです。トラブルなどもあり本来の100%の力を出し切れなかったところもあったと思いますが、入賞を勝ち取った日本の精鋭たちに敬意を表したいです。

 WCSに参加した選手の皆さま、本当にお疲れさまでした。熱い戦いをありがとうございました。

 さて、今回このような記事を書いた一番の要因は、こんな個人の感想を語りたいからではなく、風の噂でドラフトモードが本格的に実装されるということを耳にしたからです。

 普段、大会で見ているだけのドラフトを少しでも理解したいという考えから、数日かけて記録・計算等をして記事の投稿に至りました。実を言うと技ごとの選択率や勝率などもっと細かな分析もしたかったのですが、さすがに面倒すぎるのでやめました。

 なお、今回の集計はWCSルール内での使用率および勝率になっているので、今後の調整やアプデ等によって強いポケモン、注目ポケモンは当然変わっていきます。そのため参考になるのはほんの一部だし、データとしても不十分な量だと思います。

 要するに、この集計程度でドラフトルールひいてはユナイトのことを理解しようなんてのはおこがましいことで、私自身も分かった気にはなっていません。それほどまでに深いルールだと思います。

 事実、ドラフトの先攻はデータでは微有利ですが、1マッチ目が先攻だったチームはその試合(BO3)の勝率が33%くらいまで落ちるというデータもあります。

 ですので、来年のWCSが開催される前とかに、一年前の軽い振り返りとして見て頂くのが一番良いのかなと思っています。

 もちろん、この記事からユナイトのドラフトルールへの知見・考察がより深まれば一番うれしいですけども。

 そんな感じで、今回の記事はそろそろ終わりにしたいと思います。

 最後に自分語りになりますが、私はこういう記録の集計みたいなことが結構好きで、昔やっていた別のゲームでも何度かやっていた過去があります。

 今後も、これが好評だったり自分の気が向いたりした時にはこのような誰得記事を投稿することがあるかもしれませんが、温かい目で読んで頂ければ幸いです。

 ちなみに今更なのですが、これに近しいような記事やデータとかってどこかで公開されていますか?自分で少し探して無かったので記事にしましたが、既出だったら泣きます。

 

 それでは。

 ここまで読んでいただいた皆さん、誠にありがとうございました!!

 

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【SVダブル】火の海寿司【S1最終601位】

〇はじめに

 はじめまして。

 私はミユキカズヤという名で、普段は細々とオタクをやらせてもらっております。

 今回は、ポケモン最新作スカーレット/バイオレットのダブルバトルにて最終3桁順位を取ることができたので、その記録としてこのような記事を書くことにいたしました。

 今作でダブルバトルに取り組んでいる皆さんの一助になれば幸いです。

 

〇構築経緯

 それでは、今回使った構築に至るまでの流れから軽く紹介します。

 と、その前に、私はポケモン剣盾からダブルバトルに取り組んでいましたが、そのとき良い成績を残せたのがアシレーヌ+セキタンザンの蒸気機関コンボ、そしてキョダイフンセキの定数ダメージを利用して勝つ構築でした。

 その経験をもとに、まだ未熟な私が勝つためには、とにかく脳死で動かせるような強力なギミックが必要だと考えました。

 はじめはセキタンザンで炎or岩テラスタルを使い、味方のアクジェで殴るコンボから熱風or岩雪崩を打つことなどを考えていましたが、ダブルバトル用にヤミカラスガブリアスのレンタルパーティが公開されており絶対に勝てないと判断したため解散。

 その後、定数ダメージのあるギミックならやれるのではと思い「マスカーニャ+ラウドボーン」の”火の海誓い”に目をつけました。

 ”火の海誓い”とは、くさのちかい+ほのおのちかいの合体技のことであり、追加効果で相手の場に火の海が発生し、相手の炎タイプ以外のポケモンに8分の1ずつの定数ダメージを4ターン与えるというものです。(詳しくはポケモンwikiなどをご参照ください)

 火の海は炎タイプに無力なので、はじめはその対策として裏にトリルミミッキュトリトドンやトリルドータクンカバルドンなどを試しましたが、トリルが決まらなかったりアタッカーの火力が足りなかったりで思ったほど勝てませんでした。

 そこで色々考えた末、①炎タイプに有利をとれ、②耐久力や火力などが十分担保されている、という理由から「ヘイラッシャ+シャリタツ」のいわゆる”寿司”を組み込んだところ、これが相性バッチリだったのでこの4体を基本選出とした構築に決めました。

 ”寿司”とは、ダブルバトルにおいてヘイラッシャとシャリタツが隣に並んだとき、シャリタツの特性司令塔が発動してヘイラッシャと合体し、ヘイラッシャの全能力が2段階上昇するコンボのことです。(これも詳しくはポケモンwikiなどをご参照ください)

 一方で、火の海や寿司の通りが悪い場合の選出については最後まで頭を悩ませられました。

 基本選出が2体ずつのペア前提みたいな形なので、それを崩さないようでいて、かつこちらの対策の対策として機能できる並びが必要でした。

 その頃バンギラスルガルガンが微妙に流行っており、砂で襷が潰されたり炎特殊技の通りがいまいちなので合体誓いをあまり出したくなく、最終的にはそこに強そうな「ヤミカラスガブリアス」を入れたパーティが一番安定して勝てました。

 他に試したのは、オーロンゲ+カイリュ―(捨て台詞や鉢巻と寿司が相性良さそうだった)とかモロバレル+ドドゲザン(火の海誓いの並びで猫トリルされるときついので牽制したかった)とか。

 今さらですがイッカネズミ+コノヨザルは無難だけどありだったな、と思います。

 

〇個体紹介

※以下常体

1.ヘイラッシャ@たべのこし(ひこうテラス)

性格:いじっぱり

実値:241(124)-156(+172)-136(4)-×-105(156)-62(52)

調整:HP16n+1、HP=B+D、S司令塔発動で準速70族抜き、余りAなるべく高く

 テラスタイプは、トリックフラワー耐性とモロバレルへの打点を意識した飛行。電気は通るがそこまで環境にいないのであまり気にならなかった。

 使い始めはHPぶっぱの耐久重視だったが、火力が物足りなかったので耐久ラインをある程度下げつつ調整。Sはもう少し落として準速66族抜きくらいでも良いと思う。

 持ち物と技はテンプレ構成で、火の海定数ダメージと地震のような全体技の相性が◎

 

2.シャリタツ(そったすがた)@こだわりスカーフ(みずテラス)

性格:おくびょう

実値:143-×-80-172(252)-116(4)-147(+252)

調整:CSぶっぱ、余りD4

 テラスタイプは、ヘイラッシャが炎ロトムに勝てないと思ったので、そこに対して火力を出しつつ汎用性もある水。

 マスカーニャに襷を取られているので持ち物スカーフのCSぶっぱ。性格はひかえめでもいいかも。

 技構成はほぼテンプレだが、すべて命中不安なのでとても怖い上、濁流を外しまくって泣いた試合は数知れない。

 

3.ガブリアス@ラムのみ(じめんテラス)

性格:ようき

実値:183-182(252)-115-×-106(4)-169(+252)

調整:ASぶっぱ、余りD4

 テラスタイプは地面。地震強化しつつ竜を消せるのが偉い。

 持ち物はクリアチャームなどと選択だが、能力ダウンは黒い霧でも消せるやろという考えからラムで採用。そのおかげで勝てたのが2、3試合あった気がするので良い判断かなと思う。

 技構成は地震と岩雪崩(あと守る)があればなんでもいいので適当に剣舞を入れた。ワイドガードがきつかったので、おそらくドラクロか地団駄を採用するほうが無難。

 

4.ヤミカラスしんかのきせき(あくテラス)

性格:おくびょう

実値:143(60)-×-77(116)-105-78(124)-150(+204)

調整:HP16n-1、S最速84族抜き、HD眼鏡ゴールドラッシュ確定耐え、余りB振り

 テラスタイプは特に理由もないため変更せずに使った。

 元々はセグレイブと組ませる予定で、サーフゴーを厚めに見たためこのような調整。耐久指数がこれより高くなる良い調整があればぜひ教えてほしい。

 持ち物は当然しんかのきせき、技構成もほぼテンプレなので特に言うことがない。

 

5.マスカーニャきあいのタスキ(くさテラス)

性格:ようき

実値:151-162(252)-91(4)-×-90-192(+252)

調整:ASぶっぱ、余りB4

 テラスタイプはこちらも特に変更していない。

 誓いを使い始めた時はスカーフだったが、追い風されたらどうせ抜けないし守るがないとターン稼ぎができなくてしんどかったので襷で採用。

 特攻もそこまで低くないので、トリルされたときのサブプランとして最低限アタッカー役になれる特殊型もありかもしれないが、トリックフラワーとはたきおとすが優秀すぎるので結局物理型で使用。

 猫だましや先制技集中で倒されがちなのでゴーストテラスタル誓いをしたくなる。

 

6.ラウドボーン@いのちのたま(ほのおテラス)

性格:ひかえめ

実値:207(220)-×-125(36)-178(+252)-95-86

調整:HP16n-1、Cぶっぱ、余りB振り

 テラスタイプは炎。変更してないだけだがとても強い。

 陽気珠ガブのWダメージ地震や臆病サザンの悪の波動を耐えるバケモンであり、はじめはロマンを求めて弱点保険を持たせていたが、環境の変遷や構築の変化の中で初手テラスタルをして弱点を消すほうが良いのではと考えた結果、安定して火力の出せる珠で採用。

 技構成は、ギミックの根幹である誓いと必須級の守る。その他は一致範囲技の熱風と一致技のシャドボを無難に採用。

 

〇選出について

・基本選出

 初手:マスカーニャ+ラウドボーン、裏にヘイラッシャ+シャリタツ

 基本的にこの出し方。猫騙しが怖い時はマスカーニャを守らせて2ターン目で合体技を打つ。猫トリルは無理。

 なお、相手の初手が追い風+ラウドボーンが倒されそうなときは炎テラスタルを切ってもいい。一致テラス×合体技なのでめちゃくちゃ火力が出る。相手の裏にマスカーニャがいる場合はヘイラッシャにテラスタルを残したい盤面でもあるため、ご利用は計画的に。

・別選出

 初手:マスカーニャ+ラウドボーン、裏にヤミカラスガブリアス

 相手のパーティに寿司対策が見えていて、逆にガブが通せそうなときはこれを出す。相手に寿司がいる場合もヤミカラスの黒い霧をあてると楽になるため、こっちの選出で戦うことが多かった。

 火の海誓いが弱い炎タイプに対してガブが強いので、実は相性が良い組合せ。

・別選出その2

 初手:ヤミカラスガブリアス、裏にヘイラッシャ+シャリタツ

 バンギルガンにはこの出し方が多かった。追い風が裏の寿司まで残る展開だとかなり戦いやすい。

 ちなみに相手にファイアローがいなければ砂パ相手でも基本選出で行けると思う。

・別選出その3

 初手:ガブリアス+ヘイラッシャ、裏にシャリタツヤミカラスorマスカーニャ

 どうしようもない時の出し方。シャリタツ引きのリスクを捨ててガブ側を殴るのか、素直にヘイラ側を殴るのか、相手とのじゃんけんを楽しみたいというときはこれで読みあい運ゲーをしよう。

 

〇対戦の備忘録

 火の海誓いは思っていたよりは警戒されなかった印象。

 炎タイプがきつい=炎テラスがきついと思われるかもしれないが、裏のポケモンが打点をもっているため問題ないし、むしろ助かっていた。

 寿司はカタログスペック通りの強さだが、対策されれば簡単に負けるなと感じた。

 きあいだめピントレンズサザンドラ、瞑想して加速してスキスワするクエスパトラ、ものまねハーブで能力を上げてスキスワするブラッキーヤミカラス以外から急に飛んでくる黒い霧、etc...。色々見たので勉強になった。

 その他だとドラパルトやタイカイデン、ニンフィアなどがきつかったが、一番無理だったのがセグレイブ。強い選出を考えるのが難しく、相手にいた試合はおそらく全部負けたと思う。

 ただ全体を通して、誓いへの警戒がなかったり寿司の対策が薄かったりすればイージーウィン拾えたし、プレイング上考えることも少ないので楽しい構築だった。

 

〇おわりに

※以下敬体

 今回は、3桁フィニッシュの記念として記事を書いてみました。一応剣盾の時のベストよりも高い順位を取ることができて、SVダブル最初にして自己最高を更新できたことはすごく喜ばしいです。

 ただ、もう少しパーティを煮詰められそうなところもあり、ある特定のポケモンが来たら勝てないという致命的な欠陥もあり、運にも恵まれたかなと今振り返って思います。

 私自身、前作からレートのガチ対戦を始めてまだまだ未熟なのですが、今後はよりステップアップするために、次のシーズン、また別のルールなどでもより良い結果を残していけるように頑張りたいと思います。

 また、バトルについて一緒に考える友達も少ないので今後増やしていきたいです。人見知りなのでぜひ気軽に声をかけてください!

 ダブルバトルは難しいですが奥が深くて、運も絡んでめちゃくちゃだけどすごく楽しいです。この新作を機に始めてみたり、今回の記事で少しでも興味を持ってくれたりしていただければ良いなと思います。

 ということで、長くなりましたが今回の構築記事はこのあたりで終わりとします。

 ここまで読んでいただいた皆さん、誠にありがとうございました!!

 

 最後に、ガブの剣舞→ドラクロ、マスカーニャを草→ゴーストテラスにしたレンタルを発行したので興味のある方は使ってやってください。

 

 何かありましたらお気軽にTwitterへどうぞ→ミユキカズヤ(@417miyuki18)